ガールダインドネシア航空 Penerbangan Garuda Indonesia
インドネシア国営の航空会社にして、ANA同様にザ・ワールド・ファイブ・スター・エアラインズの認定も受けているガールダインドネシア航空
日本へも就航していますが、今回は本場インドネシアでの国際線と国内線での模様をお伝えしていきます。
搭乗は2018年5月シンガポール発ジャカルタ経由バリのデンパサール国際空港へのフライトです。
ジャカルタ空港での国内線への乗り継ぎや入国審査、発展途上国インドネシアでの不安を少しでも解消していきます。
今回はまず、シンガポールからジャカルタまでのGA825国際線の様子をご紹介していきます。
目次
1.ガールダインドネシア航空とは
2.機内の様子(GA825/A330-200)
3.ジャカルタ空港で国内線への乗り継ぎ
4.ガールダインドネシア航空フライトレビューの他のシリーズ
1.ガールダインドネシア航空とは
ガルーダ・インドネシア航空
Penerbangan Garuda Indonesia
インドネシア政府が運営する国営の航空会社です。同じく東南アジアのシンガポール航空も実質シンガポール政府が運営しており、同様に国営の航空会社です。
インドネシアで最も大きな航空会社となります。ANAも認定を受けているイギリスのスカイトラックス社の航空会社の格付けで実質最高評価の「ザ・ワールド・ファイブ・スター・エアラインズ」の認定を受けている航空会社です。
本拠地 | インドネシア |
メイン空港 | スカルノハッタ国際空港デンパサール国際空港 |
親会社 | インドネシア共和国政府(国営) |
アライアンス | スカイチーム |
航空会社コード | GA/GIA |
かつては2007年から2009年には安全性の問題からEUへの乗り入れを禁止されていたり、アメリカ連邦航空局も安全性の問題を指摘していました。
しかし、2009年に再建計画を発表してから飛躍的に成長をした航空会社です。
現在は、日本へも就航しており、ヨーロッパへの長距離便も就航しています。
2.機内の様子(GA825/A330-200)
今回私が搭乗したガルーダ・インドネシア航空は、2018年5月26日GA825便と同日国内線GA410便です。
※国内線GA410便は、別の記事でご紹介しています。
便 | GA825便 |
出発 | 2018年5月26日10時00分 シンガポール・チャンギ国際空港 |
到着 | 2018年5月26日10時50分 インドネシア ジャカルタ・スカルノハッタ国際空港 |
時差 | シンガポールはジャカルタより1時間進んでいます。シンガポール:UTC+8ジャカルタ:UTC+7 |
機材 | A330-200現在日本の航空会社は導入していません |
まずは、シンガポール・チャンギ空港第3ターミナルでチェックインです。
ジャカルタからバリへ同じガルーダインドネシア航空で国内線への乗り継ぎがあることを伝えると、チャンギ空港にてジャカルタからの国内線のチェックインもできました。
預ける手荷物は、同じガルーダインドネシア航空国内線への乗り継ぎの場合、途中のジャカルタ空港で荷物のピックアップは必要無く、目的地のバリ・デンパサール国際空港でのピックアップになるとのことでした。
入国審査は途中のジャカルタで行うことになりますが、税関書類の提出だけで荷物のチェックはバックヤードで代理で行ってくれます。
※詳しくは別の記事で説明しているのでそちらをご確認ください。
チャンギ空港第3ターミナルで、チェックインを済ませると搭乗です。
手伝いが必要な事前改札サービス、ガルーダインドネシア航空やスカイチーム上級会員、ビジネスクラスの優先搭乗に続きエコノミークラスの搭乗です。
東南アジアのフライトでは、飛行機に慣れていない人やマナーの観点から、機内混雑が酷いので最後に登場されることをおすすめします。
機内に登場すると、まずはビジネスクラスがあります。ANAの国内線プレミアムクラスに近いシートです。
続いてエコノミークラスです。
2-4-2座席2通路の8列になります。
A330は、日本の航空会社は導入していないので、日本人に2-4-2座席は少し違和感を感じると思います。
エコノミーの座席は、LCCとは違いちゃんとした国際線のシートといった感じです。
シート幅、シート間隔もANA787のエコノミーと差異を感じないです。
枕は事前配布されていますが、毛布が必要な方は客室乗務員に言う必要があります。
座席モニタは、15インチでA330なので少し古いですが特に問題はありません。
リモコンも一般的なリモコンです。
イヤホンジャックは、2つ穴のステレオタイプでしたので、通常のイヤホンを利用できませんの、ご自身のイヤホンをご利用される場合は、2つ穴から1つ穴へのアダプタをご持参ください。
機内雑誌類は、このように安全のしおり・エンターテイメント情報誌・機内販売誌・機内雑誌がありました。
機内雑誌によると、機内WiFiがあるようです。
しかし、このA330-200機体ではありませんでした。
機体情報を確認すると、A330-200は一部の機体のみ機内WiFiがあるとの記載がありました。B777には全機体あるようです。
機内食は、イエローライスとチキンです。東南アジアの料理が大丈夫な人にはおいしい料理だと思います。私的には比較的おいしかったです。
飲み物は、ビール、赤ワイン、白ワイン、水、ジュース、コーラ、スプライト、コーヒーなど色々あり充実していました。
こういった所がLCCとの違いを感じます。
3.ジャカルタ空港で国内線への乗り継ぎ
ガルーダインドネシア航空は、最近できたジャカルタ空港の第3ターミナルに到着します。
第3ターミナルは基本的にガルーダインドネシア航空専用となっており、2016年にオープンした非常にきれいです。
ここから入国審査を済ませ、国内線に乗り継ぎバリ・デンパサール国際空港へ向かいます。
その模様は、別の記事で紹介してきます。
4.ガールダインドネシア航空フライトレビューの他のシリーズ
2018年 ガールダインドネシア航空 シンガポール→ジャカルタのフライトレビュー ←本記事
2018年ガルーダインドネシア 無料の機内WiFiスマホからの繋ぎ方