ミャンマー・ヤンゴン空港からバガン空港に就航しているLCC格安航空会社のマン・ヤダナポン航空を徹底解説します!チェックイン・荷物・機内食・評判などを、日本からバガン遺跡に行く時に、実際に搭乗したので、その時の動画と写真と一緒に、年間60フライト以上する旅のプロが説明していきます!
目次
マン・ヤダナポン航空とは?
公式サイトより引用
ではまず、マン・ヤダナポン航空がどういった航空会社なのかを説明していきます。
基本情報
- 正式名称:Mann Yadanarpon Airlines
- 航空会社コード:7Y
- 国:ミャンマー
- 拠点:マンダレー空港
- タイプ:LCC・格安航空会社
- 設立:2013年7月
マン・ヤダナポン航空は、ミャンマーのLCC・格安航空会社で、マンダレー空港に拠点を置きます。
日本の方は、ミャンマーの世界遺産・バガン遺跡に行く時に利用することがほとんどだと思います。
就航路線
- ミャンマー国内線のみ
- 26路線※フライトチームより
マン・ヤダナポン航空は、ミャンマーの国内線のみで、国際線は就航しておりません。
首都のヤンゴン、拠点のマンダレーを中心に26路線(※フライトチームより)を運行しております。
評判
- 評判:
- ※トリップアドバイザーより
マイナーな航空会社なので乗っている人が少なく、航空系レビューサイトでは評判が集まっていません。
一番集まっていたトリップアドバイザーの評判を今回は紹介します。
結論からいうと、機内エンターテイメント以外の評判は悪くないです。
しかし、LCCの国内線なので、機内エンターテイメントは基本的に無く、
飛行時間も短いのでこの点においては気にする必要はないかと思います。
この後紹介していきますが、国内線では珍しく、食事が無料でついているので、
短距離国内線としては問題無いかと思います。
オンラインチェックイン
- オンラインチェックインは無い
最近の航空会社では珍しく、オンラインチェックインはやっておらず、空港でチェックインをする必要があります。
後半の「チェックイン(バガン空港)」で、説明していますが、
バガン発の時は自由席だったので、
オンラインチェックインとかそういう話しではないのだと思います。笑
チェックイン(ヤンゴン空港)
- 90分前までにチェックイン
- チェックイン方法は通常通り
- チケットはのりで貼られたアナログ
- 予約した便とは別の便に変更される
公式サイトには、
「Passengers should report to MYP check-in desks not later than 90 minutes prior to departure」
「出発の90分前までにチェックインしてください。」
とあるので、国内線ではありますが、90分前までにはチェックインを済ませましょう。
ヤンゴン空港の国内線ターミナルの出発ロビーは下の動画のよう感じです。
チェックインカウンターは、通常の空港と同じようにカウンター上のモニタに、
「航空会社・行き先・便名」が表示されています。
チェックイン時の様子はこの様な感じです。
チェックインの流れは、通常の航空会社と同様です。
こちらが発行されたチケットです。
名前とシート(赤枠)は、のりで貼られておりかなりアナログです。
そして、予約した便とは別の便でチェックインされていました。
上の写真の緑枠に「7Y-161」とありますが、
以前南米のフライトでも同じようなことがあったので、途上国の航空会社では良くあることなのだと思います。
神経質な方や心配性な方はここで「え?!」と思うかもしれませんが、
便は違っていてもバガン行きなので、ここは焦らず気にせずゲートに向かいましょう。
それでも気になる方は、一言カウンターの人に「バガン行きであってる?」と聞くと良いと思います。
手荷物・預け荷物
- 機内持ち込みは5kgまで
- 預け荷物は20kgまで無料
- 超過料金は1kg当り2米ドル
公式サイトには、
「The passenger is allowed to carry free of charge 20kg checked and 5kg unchecked (Carry-on) baggage.」
「預け荷物は20kgまで、機内持ち込み荷物は5kgまで無料です。」
とあります。
また、預け手荷物の超過料金は路線により若干異なりますが、大体1kg当り2米ドルとなります。
公式サイトより引用
また、機内持ち込み荷物ですが、
特にカウンターやゲート前で重さを計られるということはありませんでした。
搭乗(ヤンゴン空港)
ヤンゴン空港国内線ターミナルの保安検査は一般的なもので特に変わった点はありませんでした。
ゲートは、バスゲートだったのでバスに乗り飛行機に向かいました。
機体が小さいので、滑走路を跨いだ反対側にある小型機の駐機場まで5分ほどです。
機体は、日本エアコミューターでも利用されているATR72-600というプロペラ機です。
機内の様子
機内は2列2列のナローボディですが、圧迫感は感じませんでした。
座席
座席ポケットには、非常時の案内とエチケット袋のみで、搭乗してすぐにウェットティッシュを配ってました。
座席間隔は一般的なLCCといった感じで、ANAなどのエコノミークラスに比べると少し狭かったです。
駐機場が滑走路目の前で、プロペラ機なので滑走距離も短く、ドアが閉まって3分ほどですぐに離陸しました。
機内食
プロペラ機で飛行高度も低いので、離陸して5分ほどですぐにベルト着用サインが消えました。
その後、簡単ではありますが無料の機内食が配られました。
チョコレートケーキとジャムパイです。
コーヒーも貰い、機内食にしては質素ですが、無料でカフェに寄ったと思えばお得だと思います!
バガン空港の様子
1時間もすればバガン空港に到着です。
バガン空港は非常に小さな空港なので、建物までは歩いて向かいます。
預け手荷物は、建物に入ってすぐ手渡しで受け取ります。
パガン空港の詳しい様子は、こちらの記事で詳しく紹介しています。
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チェックイン(バガン空港)
バガン空港でのチェックインは、こちらのチェックインカウンターで行います。
帰りのフライトは、自由席と言われ、チケットの座席番号も空白です。
乗っても大丈夫?まとめ・評判
- 乗っても大丈夫!
- フルキャリアのサービスは求めたらダメ
結論から言うと、特に問題なく乗れます。
とはいえ、フルキャリアのサービスを求めてはいけません。
東南アジアの国内線の移動手段として、ある程度割り切り乗る必要があります。
ヤンゴンからバガンに向かうためには、マン・ヤダナポン航空を利用することになり、世界中の多くの方が利用しています。
特段心配することなく、冷静にゆとりをもってマン・ヤダナポン航空を利用すれば、楽しいバガン観光をすることができると思います。